NGNサービスとは
今、通信業界に大変革が起ころうとしています。
現在NTTグループが牽引し、構築を進めている次世代ネットワーク「NGN
(Next Generation Network)」が、いよいよ具体的なサービスが行われるんです。
一体NGNとは何か?
一言で言うと、固定電話のように安心で高い信頼性を持ち、なおかつIPネットワークの自由度を目指した、次世代のネットワーク。
いまいち、意味が分からないかも。(汗)
例えば、固定電話は「音声」による通信を目的としたネットワークです。
クリアな通話が保証され、なおかつ途中で途切れることはほとんどありません。
しかし、高い品質が保証されているのは音声データに限ってのことで、画像などの
大容量のデータを扱うとなると、どうしても無理が生じます。
かつてはダイヤルアップ接続でインターネットにつないでいたのですが、スピードが
遅いなど、何かとイライラさせられました。
しかし、固定電話網でのデータ転送は単に「音声以外の高速データ通信を行うのに
不向きだった」というだけのことで、品質の問題ではありません。
では、「データ通信」を目的としたインターネットはどうでしょう。
今ではFTTH、ADSLなどのブロードバンドが普及し、手頃な料金で大容量のデータ転送
も高速で行えるようになりましたが、インターネットでは通信の品質に対する保証が
ありません。
たとえ「ADSL○○メガ」という契約でインターネットに接続していたとしても、
そのスピードはあくまでも「ベストエフォート」で、実効速度はそれよりも遅くなって
しまうのが現実です。
さらに、インターネットはデータが不正に盗み見られる危険性も含んでいます。
つまり、手頃で高速、大容量というメリットがある反面、保証や安全面では弱いのが
インターネットの最大の弱点なんですね。
だからインターネットは、個人ユースならまだしも、企業が使うとなると信頼性の
部分でどうしても不安がつきまといます。
そこで企業は、「多少高くても安全で安定した通信環境」を求めて、専用回線を
利用したり、IP-VPN/高速イーサネット、あるいはインターネットVPNを使うなどして
信頼性の高いネットワークを作らなければなりませんでした。
その中でも信頼性が高く安定した速度という点から見れば、専用線に勝るものは
ないのですがコストが高くなります。
品質保証と安全性または自由度のどちらを優先にするかで、「どの回線を使うか」を
選択している企業も多いと思いますが、NGNであればそんな悩みが解決できるんです。
NGN はいうなれば既存のネットワークの「いいとこ取り」をしたネットワークなのです。
専用線のように10Mbpsなら10Mbpsの帯域を常に保証するメニューがありインターネット
のように、トラフィック混雑による速度が低下する心配がありません。
また、基幹データは専用線を使うので、一般のメールは公衆回線を使って…と今まで
ネットワークサービスを使い分けする必要もなくなります。
さらに、今までユーザ側の個別のネットワーク機器が行っていた制御を、NGNは
ネットワーク側で用意することが出来るので、イントラネットを構成しているルータ
・スイッチなどの装置を減らすことができます。
また、「何をつなぐか」で、できることも違ってきます。
具体的なサービスについては、まだこれからという段階ですが、かなり自由度の高い
ネットワークになるだろうと言われています。
また、NGNの基盤技術は次世代IPプロトコルである「IPv6」を採用するため、現在広く
普及している「IPv4」と比べると、天文学的とも言える膨大なIPアドレスが使えるよう
になります。
パソコン・家電から携帯端末・センサにいたるまで、ネットワークに接続するすべての
機器に、個別のIPアドレスを割り当てることが可能になるため、これによって
「何が(誰が)」「いつ」「どこに」接続しているかの管理も可能です。
つまり何かトラブルが発生した場合でも、その原因解明や対応も速やかになりますし、
現在問題になっている「なりすまし」や「ユーザ認証詐欺」などのネット犯罪を
未然に防ぐ効果も期待されています。
日本におけるNGNは、NTTグループがリーダーシップを取って動き始めました。
これからの動向が楽しみですね。
問題は解決しましたか?
もしこのサイトで見つからなかったら、この検索窓から他のサイトを探してみてください。
参考キーワード
NGNサービスとは
トラックバックURL:
関連する内容
低価格の海外製品に対抗するには
私はパソコンはデスクトップタイプを使っていますが、世間ではどうやら ノートパソコンの方が普及している気がします。 そして
Dell、低価格ノートPC市場に参入へ
低価格のノートPC市場がにぎわっていますね。 ASUSTeK Computerが昨年リリースした低価格のモバイル端末「E
マイクロソフト社、「顧客が望めば」Windows XP延命の可能性
現在店頭で販売されているパソコンにはWindowsVistaが 搭載されています。 つまり、XP搭載パソコンを購入す
Windows XP SP3が出荷開始
Windows XP Service Pack(SP)3のRTM(製造工程向けリリース) が
Office 2007 Personalがなんと9,280円!
当社はパソコン販売(世界一トラブルに強いPC)を行っていますが、 ワードやエクセルのソフトもインストールして欲しいという
NGNサービスとは
今、通信業界に大変革が起ころうとしています。 現在NTTグループが牽引し、構築を進めている次世代ネットワーク「NGN
1015kWhがノートPCだと59kWhにまで削減
米インテルの調査によると,Pentium Dのプロセサを搭載したデスク トップPCとCRTモニターの組み合わせを,Cor
えっ、罰する法律が無いの?(汗)
日本で生まれ育って半世紀が過ぎましたが(汗) この日本と言う国は未だに良く分からん。 IT社会でコンピュータウィルスが大
やっぱり延長したね、個人向けXPサポート
朝日新聞の朝刊に、「サポート、 一転延長」という見出しを発見! マイクロソフト日本法人は個人向けPC基本ソフト 「